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『おちょやん』第15週 ようやく改心した父との約束・絶対に幸せになる!

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道頓堀を舞台に1人の女性の人生を描く連続テレビ小説『おちょやん』第15週のテーマ“ようやく改心した父との約束・絶対に幸せになる!!”です。最後はほっこりとした気持ちになりました。

3月15日から20日まで第15週“うちは幸せになんで”が放送されました。今回は第15週のあらすじと感想を書いていきたいと思います。

『おちょやん』第15週の主な出演者

天海千代:杉咲花
天海一平:成田凌
竹井テルヲ:トータス松本
岡田宗助:名倉潤
岡田シズ:篠原涼子

Contents

『おちょやん』第15週のあらすじ

次の芝居まで1カ月空いて、ゆっくりできると思った矢先、千代の父・テルヲが再び岡安に現れます。千代に謝りたいと言うテルヲに、千代は他人だと冷たく突き放します。

ある時、道を歩いていた宗助が急病で倒れ、居合わせたテルヲが病院まで連れていきます宗助は結石で大病ではなかったのですが、シズはテルヲが重い病気にかかっていることを知ります。

シズはテルヲに口止めされますが、後悔させたくないからと千代に病気のことを話します。それでも千代は父のことを絶対に許すことはないと言います。

そんな中で、テルヲの借金取りが娘の千代から金を取り立てようとやってきますが、テルヲが食い止めようとして喧嘩になります。千代に迷惑をかけないように警察に身元を隠すテルヲ…悩んだ末に千代は警察に面会に行きます。

千代は許す気はないと言いながらも、死を覚悟している父に向って「しぶとく生きて、笑って父ちゃんと言わせてみろ」と言います。テルヲはそれに応えて、「生きて芝居を見に行く」と約束します。

しかし、その晩テルヲはこの世を去ります

葬儀にはテルヲに「千代を頼む」と言われた道頓堀の人々が集まります。千代は心の中の父に「自分は絶対に幸せになる」と誓います。

 

『おちょやん』第15週の感想

第15週には千代の父・テルヲが再び登場しました。第1週で娘である千代のことを捨ててから、定期的に登場して千代や周りの人たちに散々迷惑をかけてきた、“朝ドラ史上最低の父親”テルヲですが、今回が最後の登場になりました。
(この先も回想シーンには現れるかもしれませんが…)

そんなテルヲですが、最期くらいは父親らしく振舞えたのかなぁと思います。自分はもう死ぬってわかっているから、後に残る千代のことを頼むと道頓堀の人達にお願いして回る姿はほんの少しですが父親らしかったですね。

お金にだらしなかったのは確かですが、元々は人柄がいい心の優しい人間だったのかなぁ?と思います。迷惑をかけながらも、心のどこかで千代やヨシヲにしたことを後悔しながら、幸せになってほしいと願っていたのかもしれません。

そう思うと、お金って怖いと思います。お金持ちになれなくてもいいですが、お金にだらしない生活だけはしないように気を付けたいと思います。

そして、最後の最後に父親を許してあげることができた千代の心の強さに感動しました。

それでは、今週の重要人物についての紹介なのですが…
実は一番の重要人物であるテルヲと彼を演じるトータス松本に関しては、第8週のあらすじの方で紹介しています。

そのため、今回はテルヲに次いで重要な役割を演じていたと思う人物を紹介します。

・千代の育ての父・岡田宗助を演じる名倉潤

宗助は芝居茶屋・岡安を仕切る女将シズの夫で、千代の親友みつえの父親です。そして、劇中でテルヲが言っていたように千代の父親代わりでもあります。

初めは字の読み書きのできなかった千代ですが、岡安で働き始めてから立派な女性に成長します。それは宗助とシズが実の娘のように大事に育ててくれたからだと思います。

宗助を演じるのは、名倉潤です。1968年11月4日生まれで現在52歳、兵庫県姫路市出身です。最終学歴は兵庫県にある私立の市川高等学校卒業みたいです。

高校卒業後は俳優になるために、進学せずに上京します。アルバイトをしながら俳優養成所に通い、1989年の『もっとも危ない刑事』等のドラマにエキストラとして出演します。

しかし俳優としては振るわなかったためか、22歳の時にお笑い芸人に転身します。
初めはコンビとして活躍し、その後ピン芸人になりますが、1994年に後輩の原田泰造や堀内健と合流しトリオで“ネプチューン”を結成します。

トリオとなってからは大ブレイクを果たし、『笑う犬の冒険』等人気番組にレギュラー出演するようになります。

現在では『ネプリーグ』等多くの人気冠番組を持っている大ベテランの域にまで到達しています。

ドラマ出演に関しては2002年の『リモート』(日本テレビ)やNHK連続テレビ小説の『べっぴんさん』に出ているようです。連続テレビ小説は『おちょやん』で2度目ですね。

そして奥さんは元アイドルの渡辺満里奈で、子供は13歳の男の子と10歳の女の子がいるようです。

名倉演じる宗助は目立たない役ですが、優しく千代を見守っていて、出てくるとほっこりすることが多い貴重な役です。これからも元気に出てきてほしいですね。

 

『おちょやん』第16週の予告

日中戦争が勃発し、その影響で日本では愛国をテーマにした戦争もの芝居が流行っていました。その中で、千代と一平は新派出身の子役を預かることになります。そして、千代の元にある人物が訪ねてきます。

 

 

まとめ

ここまで第15週について、あらすじと感想を書いてきました。千代が子供の頃からずっと憎んできたテルヲ…決して許すことのできない存在でしたが、彼の死に際してようやく自分の気持ちに決着をつけることができましたね。

次回の展開も見逃せないですね。3月22日からは第16週“お母ちゃんて呼んでみ”が放送されます。

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