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『おちょやん』第19週 感想 千代が初めての主役!新しい時代の幕開け!

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道頓堀を舞台に1人の女性の人生を描く連続テレビ小説『おちょやん』第19週のテーマは“千代が初めての主役!!新しい時代の幕開け!!”です。新しい始まりを感じさせる週でした。

4月12日~17日まで第19週“その名も、鶴亀新喜劇や”が放送されました。今回は第19週のあらすじ・感想について書いていきたいと思います。

『おちょやん』第19週の主な出演者

天海千代:杉咲花
天海一平:成田凌
須賀廼家千之助:星田英利
須賀廼家万太郎:板尾創路
松島寛治:前田旺四郎
竹井ヨシヲ:倉悠貴

Contents

『おちょやん』第19週のあらすじ

終戦後、地方を巡業していた千代達は鶴亀に道頓堀に呼び戻されます。そして、新しい一座“鶴亀新喜劇”の発足のために家庭劇を編入したいという申し出を受けます。一平は悩んだ末に引き受けることに決めます。

病気で声を失った万太郎の最後の舞台に、千之助は出演を決めます。千之助や満員の客に見送られながら芝居を終え、万太郎は舞台裏で笑顔のままこの世を去ります

ある夜、寛治が満州から帰ってきます。寛治は満州でヨシヲに助けられたことを千代に話します。ヨシヲは終戦前に寛治達を逃がした後逃げ遅れた人を助けようとして撃たれて亡くなりました。

寛治が戻り、3人の新たな座員も加わった新喜劇は旗揚げ公演を迎えます。千之助に主役を任された千代は、悩みながらも見事に演じきります。鶴亀新喜劇の旗揚げ公演は成功に終わります。そして、皆の成長を見届けた千之助は一座を去ります

 

『おちょやん』第19週の感想

第19週は世代交代がテーマだったように思います。万太郎は病気なので意図していたわけではないと思いますが、千之助は万太郎の死を受け入れて、もう自分達の時代ではないと感じたのだと思います。

座員達の舞台を見守る強い視線、公演後の「いい芝居だった」の一言が印象的でした。

家庭劇が発足した時に比べて、千之助は本当に丸くなりました。座員達が成長して、信頼できるようになったからかもしれないですね。

また、ヨシヲが更生できていたようでよかったです。たくさんの人を助けて、感謝される生き方をしたヨシヲに、千代は嬉しいと感じたはずです。しかし、2人にはもう1度会って、気持ちを通わせてほしかったなぁと思います。

そういえば、家庭劇になってから千代がトリで主役を演じるのは初めてですかね。
千之助のお婆さんとはまた違った雰囲気で、ソフトでかわいらしいお婆さん役が好感を持てそうです。

・満州の悲劇

1931年の満州事変により、日本が中国東北部に建国した『満州国』。日本国内の経済政策や食料計画、軍事目的によって本土から移民政策が進められました。戦争が終結する1945年には開拓団として約27万人の移民がいたようです。

終戦直前の8月9日にソ連軍が満州に侵攻、さらに日本の敗戦を知った現地の中国人や朝鮮人が暴動を起こします。満州に駐屯していた兵士達の多くは激化していた他の戦線に移動していたため、守り切れず民間人にも多くの犠牲者が出たようです。

逃避行を余儀なくされた人々は敗戦した日本からの援助を得られず難民となります。
集団自決に追い込まれる人々や、帰国を待つ間に寒さや病気のために収容所で亡くなる人々も大勢いたようです。約27万人の開拓団の内、約8万人が犠牲になったと言われています。

また、育てられなくなった子供を中国人に預ける等して、多くの“中国残留孤児”が生じました。

・朝日奈灯子を演じる小西はる

第19週から一座に加わる新メンバーの1人が朝比奈灯子です。戦争によって母と妹を亡くし、天涯孤独になってしまった彼女は終戦直後にがれきの中で行われた家庭劇の芝居に元気づけられます。

その後芸能の道に進み、ついに憧れの新喜劇に加わります。加入後さっそくトリの芝居に抜擢されます。

そんな灯子を演じるのは、小西はるです。小西は2000年10月16日生まれの現在20歳大阪府出身です。出身校については未公表のようです。

中学生の頃から芸能界に興味を持っていて、CMに出たいという気持ちから地元近くで行われたオーディションを受け、見事に合格・芸能界入りします。

小西の事務所はスターライトプロモーションです。この事務所は北川景子や本田翼、柴咲コウ、松雪泰子等、多くの人気女優を輩出しているようです。

事務所主催の劇団“いとをかし”のメンバーとして舞台女優として活動をしながら、2019年には大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』『G線上のあなたと私』等にも出演します。

また猫が大好きで、趣味は猫の写真を撮ることのようです。インスタグラムでも猫の画像や動画をたくさん投稿しているようです。

 

『おちょやん』第20週の予告

旗揚げ公演から1年後、新喜劇は1周年興行を行うことになります。
しかし、座員の灯子は一座を抜けたいと言い出します。千代は引き止めようとするが、灯子は一平と何かあったようで

 

 

 

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まとめ

ここまで第19週のあらすじ・感想を書いてきました。千代はいくつかの別れを経験します。そして、万太郎や千之助の意志を継ぎ、天国にいる弟・ヨシヲを想いながら、これからも良い芝居を続ける決意をします。

これからの展開も見逃せないですね。4月19日からは“何でうちやあれへんの?”が放送されます。

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