アラフィフ、アラ還になると、どうしても体についたお肉が落ちにくくなりますよね。あなたにピッタリなダイエットとは?食事の方法、ポッコリお腹解消法をご紹介します。
今までは、ちょっと食事を我慢すれば減量できたお肉が、体から離れなくて気持ちが落ち込むこともあります。その理由のひとつは、体を維持していた女性ホルモンが減少するからです。
50歳前後でそろそろ閉経に近づいていくにつれて、どんどん体は変わっていきます。たいして食べていなくてもお肉がつきやすくなって、なかなかとれない状態になっていきがちです。
こんな時は、ダイエットのゴール自体を変えて、今までの「キレイに痩せる」「痩せてキレイになる」から「健康に痩せる」「痩せて健康になる」にシフトチェンジしましょう。
そのための食事方法やポッコリお腹解消法をご紹介します!
Contents
食事制限は量ではなく、血糖値を意識して
健康的っていうのは、バランスが整っていることです。血液、体液、ホルモン、血圧などなど、体にまつわるバランスが整っていると健康といえます。
このバランスを崩すのが、年とともに変化する女性ホルモンですが、アラフィフ、アラ還世代には「血糖値」もカギになってきます。
血糖値は糖質制限と密接に結びついていますが、ダイエットも糖質制限と切り離せません。血糖値をコントロールすることは、糖質をコントロールすることで、必然的に太ることがセーブされるのです。
血糖値とは血液にどのくらい糖が含まれているかを示す数値のことです。血糖値の正常範囲は1日を通じて70~140mg/dlの間であれば◎ おにぎりやパンを食べ過ぎると、血糖値は上がって、正常範囲の140mg/dlを越えてしまいます。
食後の血糖値対策のための方法を知って、それを実行することで、自然に糖質制限ができ、ダイエットになるのです。
その方法は
①糖質は少なめに、ゆっくり食べる
②果物を食べすぎない
③タンパク質は野菜の後にする
④糖質を食べるのは最後にとる
この食事方法で、確実に健康的にダイエットできます。
【要注意!】ダイエットは短期間ではなくユルユルと腰を落ち着けて
アラフィフ、アラ還世代のダイエット方法は「ユルユルゆっくりと」を忘れずにしましょう。今まで極端な糖質制限ダイエットや、一食置き換えダイエットを試したことがある方は、閉経前後以降はやめるようにしてください。
アラフィフ、アラ還世代にとって目指すのは「健康的に痩せる」ことです。極端なダイエットをすると、健康をこわす可能性も大きいです。ユルユルとゆっくりとやってみましょう。
「ゆっくりする」ことをあげてみました。
①食事はゆっくりと
ゆっくり食べると、満腹感を味わえます。
②タンパク質はたっぷりめに
タンパク質って、もちろん必須栄養素だけど、早食い防止にも役立つんですよ。魚にしろ、肉にしろ、豆腐や納豆にしろ、おにぎりやケーキのように急いで食べられないものです。
たっぷりのタンパク質で、満腹感を得られます。
③間食は必要
お腹がすくと、おにぎりやお菓子、パンに手がでてしまって、一気にほおばってしまいますよね。そうすると、血糖値もすぐに上がってしまいます。空腹を感じないためにも間食は必要です。
食後の血糖値を表す表示「GI値」が低い食べ物をあげておきます。お腹がすいたら、間食に利用してください。
・ナッツ類(ピーナッツ、カシューナッツなど)
・りんご
・チーズ(意外に低GI値)
・低脂肪牛乳
ポッコリお腹が気になる!お腹のでっぱりを引き締める方法とは?
アラフィフ以降、筋肉が落ちて一番困るのが「骨盤底筋」です。骨盤底筋とは子宮や膀胱、腸を支えてくれる大切な筋肉です。
出産でかなりダメージを受けるところなので、衰えがちな筋肉でもあります。衰えた骨盤底筋に効く、ブリッジやプランクなどの難易度の高いエクササイズを続けるのは難しいですよね。
そこで、膣の筋トレである膣トレはいかがでしょうか?。膣トレをすることで、膣が引き締まるので、下半身の筋肉に作用して、下半身太りや、お腹のポッコリに効いてきます。
膣トレの方法
①オシッコを途中で2回ぐらい止めます。これが膣を締めている状態です。
②この感覚がつかめたら、膝の間に丸めたバスタオルをはさんで、そのままできるだけ膝をのばして5秒キープします。数回程度繰り返します。
膣トレ用のグッズや、下着も販売していますので、お試ししてもいいですね。
参考にしてください。
まとめ
アラフィフ以降のダイエットの方法と、お腹のポッコリに効く解消法をご紹介しました。ダイエットの方法は健康面に配慮して行っていくのが◎ 血糖値(食べ物のGI値)を考えながら食事をすることで、健康にダイエットできます。
また、膣トレは下半身太りをはじめ、尿もれやポッコリでっぱったお腹にも効果があります。さらに自分のデリケートな部分にも気をつけるようになるので、一石三鳥、四鳥にもなります。
ただし、食事と同様、短期間で効果を望まないで、自分の体をいたわりつつ、ユラユラゆっくりやっていってください。