健康

倦怠感が続く原因は?微熱や頭痛は病気のサイン!?

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なんだか体がだるいなぁ、疲れがたまっているなぁと感じることはありませんか?
今回は倦怠感が続く原因は何?微熱や頭痛は何かの病気のサインなの?ということについてお伝えしていこうと思います。

あなたは特に9月下旬から10月にかけて、夏の疲れがでていませんか?ゆっくり休んだのに倦怠感がとれず、やる気がでないという経験をしたことはありませんか?身体が少しだるいだけだと、見過ごさずにしっかり対処して元気な身体をとり戻しましょう。

少しでもお役に立てれば、嬉しいです。

Contents

倦怠感が続く原因は?

そもそも「倦怠感」とは何でしょうか?倦怠感とは精神的または肉体的にだるい、疲れた、疲れやすいと感じる状態のことです。

体を動かしたときに起こる肉体的疲労からの倦怠感と、安静にしていても感じる精神的疲労からの倦怠感の2つがあります。この倦怠感はとても大切で、体からの「だるさや疲れを感じているならちょっと休憩しなさい」というSOSなのです。

このSOSを感じて、十分な休養をとったり、好きなことをしてリフレッシュしたりして回復できるときは問題はありません。注意が必要なのは、十分に休養をとっても倦怠感が続く、疲れるほどのことをしていないのにすぐに疲労を感じる時です。

現代はストレス社会といわれ、私たちはストレスフルでストレスから不可避な生活を送っています。疲れがたまりやすくなってしまうのもしょうがありません。

では、倦怠感が続く原因は何でしょうか?年齢など個人差もありますが、一般的には

  1. 偏った食事による栄養不足
    偏った食事、特にビタミン・ミネラル・たんぱく質など体に必要な栄養素が不足すると起こります。また、ダイエットをしている人も鉄分不足などから貧血になり倦怠感を引き起こしやすくなります。

  2. 過労や睡眠不足
    過労でゆっくり休む時間がなかったり、睡眠不足が続くと、心身ともに疲れがたまり倦怠感が続きます。

  3. 精神的ストレス
    人間関係、仕事や家庭のプレッシャーなどによって精神的ストレスが蓄積されると、体を休めてもなかなか倦怠感がとれません。放置しておくと、うつ病などの精神疾患につながっていくこともあります。

  4. 喫煙・アルコールなどの嗜好品

  5. 不規則な生活

  6. 月経周期や更年期などホルモンバランス

などがあげられます。
また、倦怠感が続き同時に、発熱・立ち眩み・むくみなど身体の他の症状で気になることがある場合は、何かの病気が関係しているケースも少なくありません。気になることがある場合は、早めに病院へ行って診察を受けましょう。

 

 

微熱や頭痛は病気のサイン?

倦怠感に加えて微熱や頭痛もある場合、それが短期間であれば、疲れから免疫力が低下し、風邪をひいてしまった可能性が高く心配ありません。しかし、数か月その状況が続き改善されないようであれば注意が必要です。

「慢性疲労症候群」の可能性があります。慢性疲労症候群の名前は、慢性疲労に似ていますが全く別の疾患です。脳神経系の炎症、ウイルスなどの影響で体の様々な部分に乱れを生じさせる病気です。

慢性疲労症候群とは、日常生活が著しく損なわれるほどの強い全身倦怠感、慢性的な疲労感が休養しても回復せず6ヶ月以上の長期にわたって続く状態です。

同時に発熱、リンパ節腫大、咽頭痛などの感染症様症状、頭痛、筋肉痛、関節痛、脱力感などの膠原病様症状、睡眠障害、思考力低下、抑うつ、不安などの精神・神経症様症状などの多彩な症状も現れます。

慢性疲労症候群は筋痛症性脳脊髄炎とも呼ばれ、CDC(米国疾病対策センター)により 1988年に慢性疲労症候群(Chronic Fatigue Syndrome:CFS)と提唱された疾患概念です。  

 

慢性疲労症候群は比較的新しい病気で、原因不明と診断されることも多いですが、最近の研究から、脳内に炎症が起きている、脳や神経細胞への血流が低下していることがわかってきました。

また、子どもの頃に過去感染し、体内に潜んでいるウィルス感染が影響する病気であることもわかってきています。ストレスや疲れが長期間続くと、私たちの身体を守っている神経系や免疫系などの防御作用が低下します。

その結果潜伏していたウィルスが再活性化し、様々な症状を引き起こします。具体的には、自律神経やホルモンバランスに悪影響を及ぼし、倦怠感や微熱、頭痛、集中力低下などの症状が出ます。

気の持ちようなどと考えて放置していると、症状がさらに悪化して日常生活に支障をきたすようになりかねません。単なる疲れではない、「病気」の可能性があると心に留めて、病院でしっかり治療してもらいましょう。

このウイルスは健康な人の場合は活性化しません。日頃から免疫力を下げないような生活習慣を続けることが予防や改善に効果的です。

具体的には

  • ストレスをためない
    仕事、家事、育児などなかなかストレスを減らすことは難しいですが、アロマセラピー、アニマルセラピー、入浴、笑う、指圧などでリラックスすることが大切です。睡眠不足はストレスがたまりやすい環境を作ってしまうので、睡眠もしっかりとりましょう。

  • 適度な運動
    過度な運動は逆に身体にストレスを与えてしまうこともあるので、散歩程度の運動を習慣にすると良いです。リフレッシュできます。

  • 食事を見直す
    疲れがたまっていると感じたら、ビタミンやミネラルが豊富な豚肉、納豆、かぼちゃ、玉ねぎ、苺などバランスよく摂取しましょう。また、今まであまり食べていなかったものを食べるのも良い方法です。

ちょっと疲れがたまっているなぁ?と感じた時によく作る簡単メニューが3つあります。すぐに作れますので、ぜひ試してください。

肉野菜炒めの卵とじ

これは、かぼちゃ、玉ねぎ、ピーマンなどの野菜と豚肉を焼き肉のたれで炒めて、砂糖・塩・胡椒で味付けした溶き卵で最後とじて出来上がりです。

鶏ムネ肉と餃子

鶏のムネ肉に下味として酒、砂糖を少し揉み込みます(パサパサになりにくい)。冷たいままのフライパンで、皮を下にして、塩、胡椒をして弱火で焼きます。7~8分焼いて、ひっくり返しさらに7~8分焼きます(強火にしない)
冷凍餃子とセットして出来上がりです。

青汁と果物
バナナ、苺、リンゴ、冷凍ブルーベリーなどと粉末の青汁、牛乳もしくはヨーグルトとミキサーにかけるだけです。少量のはちみつを入れて甘さを足しても疲れに効きます。
疲れているときは簡単で美味しく栄養補給できるものが良いですね。

 

まとめ


倦怠感が続く時
は、まずは生活の乱れを正し、日々の生活を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか?それでも解決されず長く疲れがとれない、微熱や頭痛、その他気になる症状がある時は迷わず、すぐに病院へ行きましょう。

倦怠感の原因が何かの病気によるものであるならば、早めにしっかり治療すれば、また元気で明るい日々を過ごすことができます。早期発見早期治療がとても大切です。

あなたのこれからの楽しい人生を送るためにも、気をつけましょう。

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