今、放送中の朝の連続ドラマ「おちょやん」大阪のお母さんと呼ばれた、「浪花千栄子」さんがモデルです。第1週~第4週 あらすじ・ネタバレ・感想全て詳しくわかります。懐かしいお名前と思われる方もいますが、「誰?知らない」という世代も多いです。
今回は浪花千栄子さんの、経歴と今まで放送された内容を記事にしています。参考になれば嬉しいです。
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浪花千栄子さんとは
現在の大阪府富田林市に、1907年に生まれました。幼少期はドラマの通りで、かなり貧しい家に生まれ、早くに母親をなくし苦労の連続です。子役の毎田暖乃ちゃんが、圧巻の演技で、涙を誘います。
多分浪花千栄子さんの、幼少期と重なるところが多いです。成長した千代役には、杉咲花さんが演じています。これから京都に逃げ出して、女優の道に進んでいく展開になります。
「浪花千栄子さんといえば、オロナインH軟膏のCM」と思い浮かびます。本名は「南口キクノ(なんこう・きくの)」です。この名前を聞いてびっくりされる方も多いのでは?
実はこのCM、大村崑さんがイメージキャラクターになっていたのですが、メーカーの社長さんと会った千栄子が本名を言ったことで、「彼女しかいない」と決まったようです。大村崑さんも「この名前にはしかたがない」と言われ降板したのです。昭和40年代頃のテレビCMでよく流れていました。
昭和の女優として頭角を現し、私生活では夫で喜劇俳優・脚本家の渋谷天外氏と結婚、離婚を経験して、人生の苦労を重ね続けます。
復活したのは、戦後のNHKラジオドラマです。「アチャコ青春手帖」で人気を得て、大阪のお母さんとして知られる存在になっていきます。先日テレビでその当時のラジオの声が流れていました。
「聞きやすい声で、キレイな大阪弁、ちょっと早口かなぁ?」と感じました。雰囲気も上品な顔立ちで、キリッとしてこれまでの人生経験が活かされています。
映画では、「祇園囃子」(溝口健二監督)、「彼岸花」(小津安二郎監督)、「蜘蛛巣城」(黒澤明監督)、「夫婦善哉」(豊田四郎監督)など数多くの作品に出演し、NHK大河ドラマ「太閤記」では秀吉(緒形拳)の母役を演じた。
アートとカルチャーより引用
消化管出血のため1973年 66歳で亡くなりました。
おちょやん第1週~第4週 あらすじ・感想
今までの第1週~第3週までまとめています。
まとめ
浪花千栄子さんの子供の時の苦労は計り知れません。早くに母親を亡くし、弟の面倒や
お母さんのすること全部やっていたのですから。そのために学校にも行けず、必死で生きていたのです。
「なんて父親なんでしょう」と怒りを覚えますが、父親としても不甲斐ないと思っていたのでしょう。人生の浮き沈みを味わって、成長していく千代を見られるのは、今後の楽しみです。
京都が舞台になり、またいろいろな出来事が起こってきます。来年からの放送を楽しみにしています。