あなたはテレビドラマを見ていますか?10月からは2020年の秋ドラマも続々スタートしましたね。今人気の社会の悪を懲らしめる勧善懲悪ドラマ『七人の秘書』最高です。
サスペンス系や恋愛系など様々なドラマが放送されています。その中で放送開始からぐいぐいと視聴率をのばし、注目を集めているドラマです。
2020年11月19日に、ドラマ『七人の秘書』第5話が放送されました。
第5話のあらすじ(ネタばれあり)と感想を書いていきたいと思います。
Contents
『七人の秘書』とは
表向きには銀行や政界、大学病院、都庁などの要人に仕える名もなき7人の秘書達。
しかし、彼女達の真の仕事は理不尽に苦しめられる社会の弱者達を非情な支配者達から助け出すことなのです。
個性派ぞろいの『影の秘書軍団』がそれぞれの性格やスキルを活用し、社会の悪をぶったぎります。そんな彼女達の活躍を描いたスカッと勧善懲悪ドラマ、それが『七人の秘書』なのです。
主な登場人物
【七人の秘書】
望月千代(木村文乃):東都銀行の常務秘書。
照井七菜(広瀬アリス):東都銀行の頭取秘書
長谷不二子(菜々緒):警視庁警務部長秘書
パク・サラン(シム・ウンギョン):慶西大学病院院長秘書
風間三和(大島優子):東京都知事秘書
鰐淵五月(室井滋):家政婦
萬敬太郎(江口洋介):ラーメン店「萬」店主で司法書士。
【第5話のターゲット】南勝子(萬田久子):東京都知事
第5話のあらすじ
東京都知事の南勝子が車で移動をしている際、突然幼い兄妹から泥団子を車に投げつけられます。2人の子供は車に向かって、「嘘つき!僕たちの家を返せ!」と叫んでいました。
その現場に出くわした東都銀行常務秘書の望月千代はあわてて2人を車から引き離し、その場から離れさせます。
千代は2人を家まで送ろうとするのですが、着いた先は児童養護施設でした。
職員に話を聞くと、都知事の勝子が施設を高級住宅街で有名な品山に新設すると約束をしたのだが、地域住民に反対され計画を撤回してしまったことを知りました。
そして、今施設がある土地はすでに都に売り渡してしまっていて、来年には子供たちは出ていかなくてはいけないとのことでした。兄妹が「家を返せ」と叫んでいたのにはこういう理由があったようです。
計画の撤回に関しては、実はそれは勝子が財務大臣である粟田口十三(岸辺一徳)の顔を立てるために仕組んだもののようであり…
どうやら品山の土地は粟田口が私欲のために利用する目論見のようです。
子供たちがかわいそうだと同情する秘書軍団ですが、勝子の秘書を務める風間三和だけは「そういうことはよくあること」と割り切った態度でした。
その態度が許せなかった千代は、三和と口論になり仲違いしてしまいます。
三和は裕福な家庭に生まれましたが、子供時代から裕福ゆえに他の子供たちと馴染めず、そうかと言って父親をはじめとした家族とも折り合いが良くなかったのです。
勝子や粟田口のような私欲まみれの富裕層と同じようになりたくない一方で、千代たちの気持ちを上手に理解することもできない…
複雑な心境に陥ってしまった三和ですが…
幼い時から家族を含めた周囲の人々に「普通じゃない」とか「おかしい」と言われ続けてきた三和ですが、ある時ラーメン店店主の萬敬太郎に「それがお客様の個性だから、そのままでいいのです」と言われ力づけられことを思い出します。
「萬さんの役に立ちたい」という思いだけは変わらずにハッキリしていることに気づいたのです。そうして三和は千代や他の秘書たちと仲直りをすることができました。
千代と三和、そして萬たち『影の秘書軍団』は行き場を失うかもしれない施設の子供たちを救うために行動を開始します。
千代は勝子がかつて銀座のクラブでママをしていたことに目を付け、ホステス時代の人脈を元に勝子の弱点を探しにいきます。
そして準備が整い、作戦決行日…
秘書たちは「勝子の愛犬が病院で大きな手術を受ける」という偽情報を利用し、勝子自身が車を運転するように仕向けます。
車を運転し病院へ向かう勝子ですが、道中で秘書たちの妨害にあいだんだんとストレスが溜まってしまい…
「こののろま!」や「ぼけ!」など、思わず目も当てられない暴言をたくさん吐いてしまうのです…
その現場をスマホで撮影され、ネットで拡散されてしまい…
実は勝子はクラブ時代から車を運転すると人が変わるということで有名だったのです。
そうして、勝子は謝罪会見を開き、気持ちを入れ替えて都民のために誠意を尽くすことを約束し、養護施設を新設する公約に再度取り組む約束をするのです。
第5話の感想
勧善懲悪が見どころの本作ですが、第5話に関しましては都知事の勝子を徹底的にこらしめるとまではいかなかったですね。目的が施設の子供たちの居場所を守ることなので、これが正解なのでしょう。
作戦決行シーンでは秘書たちがそれぞれの役割をこなしターゲットを罠にかけるのですが、洋画のスパイものを見ているような雰囲気がしてワクワクして見ることができました。
そして風間三和を演じた大島優子がまた良かったですね。セリフ回しもそうですが、表情だけで色々と伝わってくるものがありました。存在感のある女優になってきたと思います。最高です。
ここまで『七人の秘書』第5話のあらすじと感想を書いてきました。ドラマ『七人の秘書』は普段は要人の秘書でしかない彼女たちが、裏では『影の秘書集団』として弱い人たちを助けるために悪の支配者たちと戦う姿を描いた勧善懲悪ドラマであります。
第5話では都知事による無責任な約束によって、児童養護施設の子供たちが居場所を失うところでした。しかし、秘書たちの活躍によって養護施設は新設されることになりました。
強きをくじいて弱きを助ける『影の秘書集団』の活躍に、まだまだ目が離せませんね。
次回第6話は11月26日(木)夜9時から放送になります。