旅行、特に海外旅行が大好き!という方は多いと思います。日常生活から離れて言葉も食べ物も景色も違う国で過ごす時間は、何もかもが「初めて」づくしです。今回は、今までに30か国以上の国を訪れた知り合いの体験から、特に印象に残った国、おすすめの国を4つ、ピックアップしてお届けします。
日本で暮らしていたら絶対に味わうことのできない新しい体験ができることは、海外旅行の最大の魅力ではないでしょうか。また、そうした非日常を体験することは、自分が今まで持っていた価値観について考えなおすきっかけにもなるでしょう。
海外旅行を通じて、固定観念にとらわれない広い価値観を身に着けることもできます。そんな魅力いっぱいの海外旅行ですが、どんなところに行ったらいいか迷ってしまう、という方もいるかもしれません。参考になれば嬉しいです。
Contents
おすすめしたい国
それぞれの国について、行きやすさ度、ユニーク体験度、リラックス度の観点から、総合のおすすめ度をご紹介します。
<タイ>
おすすめ度:★★★★★
行きやすさ度:★★★★☆
ユニーク体験度:★★★☆☆
リラックス度:★★★★☆
日本から約6時間で行ける気楽さが魅力のタイ。成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、那覇の合計7空港からバンコクまで直行便が飛んでいるので、とても便利です。
東南アジアが初めての人にも何度も訪れているベテランの人にも、おすすめの国です。
タイの最大の魅力は、なんといっても「微笑みの国」と言われているように、現地の人の温かさです。国民の95%が仏教徒だからか、なんとなく日本人と通じ合う部分があるように思えます。
また、数多くの多彩な観光スポットがあることも旅行者にとっては嬉しいポイントです。首都バンコクだけでも王宮を始め、ワット・ポー、ワット・アルンなど多くの寺院があり、とても見切れないほどです。
観光だけでなく、もちろんショッピングやグルメも充実しています。タイはシルクの生産が盛んで、世界的に有名なシルク製品を扱うブランドや、籐製品などおしゃれなアジアン雑貨を並べたお店もたくさんあります。
世界三大スープの一つと言われるトムヤンクンに代表されるタイ料理も欠かせません。
ハーブや野菜、地元でとれた魚介類をふんだんに使ったタイ料理はデトックス効果があり、身体にやさしいものばかりです。滞在中に毎日食べても安心ですね。
<ギリシャ>
おすすめ度:★★★★☆
行きやすさ度:★★★☆☆
ユニーク体験度:★★★☆☆
リラックス度:★★★★☆
青いエーゲ海、そして古代遺跡で知られるギリシャ。日本からは残念ながら直行便はないので、ヨーロッパや中東の各都市で乗り継いで約15~19時間かかります。でも、それだけの時間をかけてでも行く価値は大いにあります。
ギリシャの魅力の一つはやはり、全土に点在する世界遺産の数々でしょう。現在、ギリシャでユネスコの世界遺産に登録されている場所は18ヵ所に上ります。
そうした遺跡を眺めながら、何千年も前の人たちがまさにここで生活していたことを想像すると、大きな時の流れの中にいる自分の存在を感じることができます。
また、オリーブオイルをたっぷりと使った栄養満点なギリシャの食べ物も欠かせません。
新鮮な旬の野菜や近郊の海で採れる魚介類を使った料理は、日本人の口にもピッタリです。観光につかれたら、エメラルドグリーンのエーゲ海を眺めながらリゾートホテルでのんびり過ごすこともできます。
<インド>
おすすめ度:★★★☆☆
行きやすさ度:★★★☆☆
ユニーク体験度:★★★★★
リラックス度:★★☆☆☆
日本では絶対に体験できない非日常を味わいたい、という人におすすめなのは、インド。今まで訪れた中で、一番日本とのギャップを感じた国です。
成田空港から直行便で約10時間のフライトを経て首都デリーの空港から一歩外に出たとたん、騒音と熱気と雑多な匂いがどっと押し寄せてきます。街にでると、道は人と車と自転車やバイクと牛とでごった返しており、まさにカオス状態。
最初は圧倒されますが、少し慣れてくるとその非日常が大きな刺激を与えてくれることに気が付くでしょう。もちろん、タージマハールやインド門、アンベール城など、世界遺産に登録された観光名所も盛沢山です。
また、スパイスやハーブをたっぷり使った本場のインド料理もぜひ食べてみることをおすすめします。インドは多民族・多宗教国家のため、地域によって料理の内容や味付けもまったく異なります。そうした違いを知るのも、旅の醍醐味の一つですね。
<ベリーズ>
おすすめ度:★★☆☆☆
行きやすさ度:★★☆☆☆
ユニーク体験度:★★★★☆
リラックス度:★★★☆☆
ベリーズ、と聞いてすぐピンとくる人は少ないかもしれません。ベリーズは中南米のユカタン半島の付け根の部分に位置する国です。日本からの直行便はないので、アメリカで乗り換えることになります。
乗り継ぎがうまくいけば、同日にベリーズに着くことも可能ですが、だいたい2日はかかるとみておいた方がいいでしょう。そこまで時間をかけても行く価値のある魅力は、圧倒的な自然の豊かさ。
絶景写真集などに必ず載っている「ブルーホール」に代表されるように、どこまでも透明で青いカリブ海が堪能できます。ベリーズの中でもリゾートとして有名なキーカーカー島に滞在しました。
ここは、ウミガメやマナティを見るシュノーケリングツアーを楽しむことができます。
地元の人たちはとっても陽気で気さくなので、滞在中も楽しく過ごせることは間違いなしです。
まとめ
いかがだったでしょうか? あなたのお気に入りの国は見つかりましたか?今はコロナ禍の中で、海外旅行に行けないのが、とっても寂しいと、知り合いは嘆いていました。
早くコロナが終息して、自由に旅行ができることを願っています。もしこの記事を読んで、今すぐ海外に行きたい!と思っていただけたら幸いです。