ダンナさんが出張に行く時は、スーツの持ち運びにハンガー付きガーメントバッグを利用するとラクですよね。ない場合、スーツにシワをつけないでたたむやり方を知りたいです。裏返しにするのがいいとか、いろいろ情報があります。
今回はコンパクトだけど、綺麗なたたみ方ってないでしょうか?調べてみると、綺麗で簡単にできる、目から鱗のたたみ方が・・・。さっそくご紹介します!
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スーツのたたみ方
実は、スーツは、クローゼットのハンガーに掛けておくのが自然な形だとか。たたむと心配な、大事なパーツがスーツの表側に全部、揃っているからです。
そのパーツは
・表の生地全体
・ボタン
・上襟・下襟
の3つです。
どれもスーツには欠かせないもので、汚れやほつれなどがあれば、すぐにみすぼらしい印象になってしまうものです。たたむ際は、傷まないように隠すようにすると、スーツがシワになりません。
結論は「裏が表になるようにたたむ」ということです。
基本的なたたみ方としては
①袖の内側から両手を入れて、両肩を合わせる。
②片手で両肩を持ち、空いた片方の手で下襟あたりを持って全体にかぶせる。→裏返して表の生地全体を覆う
③上襟を立てて揃え、下襟も揃える。→襟がシワにならないのを防ぐ
④半分に折る。
裏返すことで、大切な表側を保護してシワを防ぐやり方です。
パンツは、中央にある折れ線を合わせてから3等分にします。それから、ジャケットとパンツを重ねますが、パンツをジャケットの上に置くと、パンツの表地がシワになる可能性がでてきます。
そこで、裏返しになったジャケットの中にパンツを入れます。これで終了です。さらに、シワを防ぐために、ジャケットとパンツの間に下着のシャツなどを入れておくのもいいです。クッションの役割になるので、シワ防止になれます。
裏返しにする理由は?
スーツを裏返しにするのに、慣れていない方も多いのでは?店舗で、イスをハンガーのようにしてスーツを掛けている男性を見かけますが、スーツを裏返しにして掛けている光景はあまり見かけません。
アメリカでは、裏返しに置いたり、持ったりするのは当たり前です。裏返しにする1番の理由は、スーツの大切な表側の保護のためです。スーツの裏地は、傷んだら取り替えることが前提になっているそうです。
表側と違って、裏地は汚れたり、ほつれたりしても交換すればすみます。
2番目の理由としては、裏返しにすると表側にシワができにくいからです。スーツのシワは、他の衣類とこすれてもできてしまいます。
出張などで持ち運ぶ場合、スーツケースの狭い空間で下着や靴下、着替えなどと一緒に長時間しまうのは心配です。裏返しにすることで、表側にシワができるのを避けられます。
3番目の理由は、裏返しにした方が手早くたためるからです。表にしてたたむ場合は、ボタンや襟など注意してたたむ必要があり、それなりに時間が必要です。
裏返しにすることで、ポイントを押さえれば、表ほど気を遣わずにたためるので、結局、時間短縮になれます。
シワにならず簡単にたたむ方法とは?
さらに、簡単で綺麗なたたみ方もあります。
ただし、スーツをしまうスペースに余裕がある場合のたたみ方になります。
①上着を広げる。ボタンをはめると、よれてしまう可能性もあるので外します。
②上襟、下襟とも立たせる。
③袖部分を内側に置く。
④パンツは、中央の折れ線に合わせてから半分に折る。
⑤半分に折ったパンツのチャックがある側を下にして、ジャケットの上半分に重ねます。
⑥ジャケットの下半分を持って、パンツの上に置きます
さらに、こんなたたみ方もあります。
①ボタンを留める。
②裏にして背中部分を正面に置く。
③両方の袖と身頃を、それぞれセンターラインまで折る。
④そのまま半分に折って、襟部分が表になるようにひっくり返す。
⑤襟を整える。
⑥たたんだジャケットの中に4つ折りにしたパンツを入れる。
このまま置いておく分にはいいですが、スーツケースに入れっぱなしにする時は向きません。
紙袋に入れて持ち運びする時などの短時間の場合なら大丈夫です。
まとめ
ダンナさんの出張時に向く、スーツのたたみ方として
・裏返して表地を保護するたたみ方
・スペースが広い場合の簡単なたたみ方
・紙袋に入れるなど短時間向きのたたみ方
をご紹介しました。
出張の期間や荷物の多さの程度によって、使い分けられるといいですね。出張先のホテルに着いたら、すぐにクローゼットのハンガーにかけておくこと。
入浴後のバスルームに吊しておくと、匂いの除去やシワ防止に役立つことも、ダンナさんに教えてあげましょう。