「赤ら顔」この言葉、何か抵抗があり嫌です。私はたぶん小学校低学年の時から、いつも頬が赤くなっていたように思います。周りからは「元気でいいね。活発やね。血色もいいし」と言われていました。
中学校に入りこれは血色がいいのではなく、赤ら顔なんだとわかりました。というのもとっても敏感肌で、季節の変わり目になるとブツブツ・かぶれ・赤みなどで悩まされ、皮膚科に頻繁に通院していました。その時に先生から「赤ちゃんみたいな抵抗力のない肌で、キメは細かいのだけれども、刺激を受けやすい。また、皮膚も薄く特に左頬は毛細血管が見えているなぁ」と言われました。生まれつきで毛細血管拡張症です。
赤ら顔の原因を知って、すっぴん肌に自信を持ちたいと思い調べてみました。
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赤ら顔の原因
皮膚の下の毛細血管の拡張で、毛細血管が透けて赤く見えることです。顔のほてり、のぼせによってさらに赤くなります。その種類は
- 気温差が激しいところで生活をしている。
- 女性ホルモンのバランスの乱れ。
- 緊張やストレスによって自律神経の乱れで血管が拡張する。
- 発熱・高血圧・熱中症などの身体的疾患。
さらに赤みの原因は
- 強い刺激を与えている。
- ニキビやニキビ跡。
- 敏感肌。
- 刺激の強い食事を摂っている。
いろんな方法を試しました
社会人になってからは、お化粧をして隠しメークをしていました。頬紅はつけませんでした。「健康な肌になりたい」いつもそう思っていました。私なりにどうしたらいいのか調べてみました。
- レーザー治療。
- 赤ら顔用の化粧品を使う。
- 室内、室外の寒暖差をなくすように気をつける。
- 肌を厚く強くする。
- 漢方薬を服用する。
1のレーザー治療もある大手美容整形外科で、5回受けました。やはりお金と行くまでの時間がかかるので、途中でやめてしまいました。人にもよりますが2~3回で結果が出る人もいるようです。
2の化粧品も試してみました。それは化粧水でした。3ヶ月位続けたのですが、あまり変わらなかったのでやめました。多くの人の喜びの声も書いてありました。私の肌では結果が出なかったのですが、合う人もいるのですね。
3の寒暖差をなくすのは、特に冬場はマフラー、手袋は欠かせなかったように思います。これは自分で気をつけたらできます。
4の肌を厚く強くするのが、私には合っていました。エステマシンのお手入れです。「健康なすっぴん肌をめざしましょう」というキャッチコピーでした。「わぁ、これだわ」と思いすぐに購入して、お手入れを続けていると、トラブルのない健康な肌になっていました。おかげさまで頬の赤みもそれほど気にならないようになっています。このエステマシンを教えてくれた友達に感謝しています。
5の漢方薬もいいようです。私の友達が服用していて、徐々にのぼせも少なくなってきて、赤みも目立たなくなっています。瘀血(おけつ)といって、血流の停滞が基本にあると考えます。
駆瘀血剤として
- 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
- 加味逍遙散(かみしょうようさん)
- 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
などを基本とし、火照りやのぼせなどに応じては清熱剤として
- 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
- 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
- 温清飲(うんせいいん)
ニキビ治療には
- 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
- 清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
- 荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
漢方薬を併用しています。
まとめ
ある女子高校生がアトピー肌を悲観して、自分の部屋で首吊り自殺をしたという記事を見ました。これほど肌のトラブルは、本人にとっては深刻な悩みなんですね。私も会社勤めをしている時は、ブツブツが出たり、赤くなって痒かったり肌のトラブルがあった日は、イライラしていました。
会社に行くのも嫌で休みたいなぁと思っていましたが、そうもいかないので行っていましたが、あまり人と顔を合わせず、下を向いていました。だから悩んでいる人の気持はよくわかります。
まずは、皮膚科に行って先生とよく相談をすることが一番です。原因と治療方法もそれぞれ違います。自分に合った方法を見つけるために、最低3ヶ月は続けましょう。あまり変わらなければ、次の方法を考えましょう。諦めることはありません。悲観することもありません。きっとあなたにあった方法が見つかります。
今は、美容医療・化粧品分野も日々進化しています。一人で考えずに、直接電話などして問い合わせてみるのもいいと思います。勇気を持って行動しましょう。