毎日厳しい暑さが続いていますね。先日友達とランチをしました。そこでビックリすることが~肌の基本のお手入れの仕方が、自己流で間違っています。今の40代・50代でもきれいな肌の人も多いです。順番や方法を少し変えることで、見違えます。
友達にいろいろアドバイスをすると「私のように、たぶん知らない人もいると思うの?是非ブログにして教えてあげて」と頼まれました。美容に携わっている人にとっては
常識なことでも、知らない人もいるとわかりました。
今回は、基本のクレンジング・洗顔・化粧水・パックについて書いてみました。参考になれば嬉しいです。
Contents
クレンジングの仕方
クレンジングとは、メイクした油性の汚れを落とすためにします。大きく分けてクリームタイプとオイルタイプがあります。クリームタイプは、油性成分と界面活性剤がバランスよく配合されています。洗い上がりはしっとりしています。
量も手の平に500円玉位は必要です。あまり少ないとこする感じになり、摩擦を起こしやすいので、シミ・シワの原因になります。付け方は顔の中で、皮脂の多いところからつけていきます。
- まず、手をきれいに洗ってクレンジングクリームを500円玉位に利き手でない手の甲に出す。
- 利き手で顔のTゾーン(皮脂の多い額・鼻)を先につけ、次に顎、頬。最後は目の周り(目の化粧をバッチリしている人は、先に目の周りを目専用のクレンジングで落とされている。強くしない・優しく・軽く)
- 基本下から上、内から外に軽く伸ばす。決してゴシゴシこすらない。マッサージはしない(以外にもクレンジングクリームで、マッサージしている人もいる)
- 時間も1分位で、あとぬるま湯でしっかりと洗う。特にこめかみ周りは、きれいに洗う。シャワーをかけている人もおりますが、水圧が強いシャワーはやめておく。
オイルタイプも、仕方は同じですが、洗浄力が強いので、ご自身の肌のタイプに合わせて使ってください。クレンジングだけでも、気をつけないといけないことが多いです。
洗顔の仕方
洗顔は、泡立てネットを使うことです。しっかりとした泡を作って、泡を転がすように顔にのせていきます。クレンジングと同じTゾーンからです。力を入れて、こすらない、マッサージはしないことです。
軽くクルクルと泡を転がすのはいいです。できるだけ早く洗い流すことです。額の周り・こめかみの周り・耳の周りなど洗い残しのないように、ぬるま湯で丁寧に洗いましょう。
タオルで拭くときも、できるだけ柔らかいタオルを使ってください。よく上下に顔を拭いている人もいますが、これはやめましょう。重力で下がってきます。おすすめは、下から上に優しく軽く押して、拭いていくことです。
化粧水の付け方
手の平、コットンと使っている人もおりますが、おすすめは手の平です。強さがわかるからです。化粧水をたっぷりと手の平にとり、先に頬に手を押し付ける感じでつけていきます(ハンドプレス)
ゆっくりと優しく軽く押して、次に額、顎と片手ずつ同時に軽く押し付けます。最後は中指と薬指で鼻の周りを押していきます。因みに「薬指は美容指」と言われ、一番力が入らないから、マッサージするときも、中指と薬指でします。
パックの仕方
パックは薄いシートで口、目のあいているオールフェイスシート(100均にあり)と、美容液たっぷりのパックがあります。薄いシートは、今お使いの化粧水でします。時間もあまり長くしません。3分位です。
美容液たっぷりのパックは少しお値段高いです。時間も20分前後です。パックの裏に時間は書いていますので、それを守ってください。
一週間に1回位が理想ですが、月に3回は薄いシートパック、1回は美容液たっぷりパックをおすすめします。
因みに私はハンドマッサージはしていません。どうしても、自分ですると力が入るからです。
40代・50代きれいな肌になる順番や方法とは
基本はメイクをしていたら、きれいに落とすことです。メイクをしたまま、寝ることは避けてください。おすすめは、素肌に近いナチュラルメイクを心がけることです。朝の
メイク時間より、夜のお手入れに時間をかけることです。
朝のお手入れの順番は、起きたらぬるま湯で、軽く洗います。洗顔クリームを使っている人もいますが、歳を重ねると皮脂が減ってきますので、汚れを落とす感じで、何もつけずにサッと洗うことをおすすめしています。
次に化粧水・少量の乳液・日焼け止めクリームになります。メイクをされる場合は日焼け止めクリームが下地クリームと同じ扱いになっている場合があります。その時は、ファンデーション・白粉で完成です。
メイクをしない場合は、ファンデーション・白粉は不要です。この時期マスクをつけますので、外出する時は、できるだけノーメイクで肌を休めることです(肌も呼吸をしていますので)
夜はメイクをしていたら、クレンジング・洗顔になりますが、ノーメイクの場合は、洗顔だけします。お風呂から上がったら、化粧水・乳液となりますが、パックをされる場合は、化粧水の後です。
亡くなられた佐伯チズ先生の本で「肌断食は究極のケア」と書かれていました。40代・50代となると、栄養クリームとかをかなりつけて保護する人が多いですが、この様なお手入れを続けていると、肌が怠けてしまう と書いてありました。
佐伯先生は肌断食といって、夜何もつけないで寝るという日を週に1回はされていました。本来の自然治癒力が高まるようです。過剰なお手入れは肌を退化させるとも書いてありました。
肌断食を一度してみて、ご自身の肌の状態をみてください。自然治癒力が高まってくることを願っています。
まとめ
今考えると、若い時にバッチリメイクしている人と、ノーメイクしている人をみてみました。ノーメイクしていた人が、歳を重ねるときれいな肌の人が多いです。これはメイクをきれいに落とせていなかったのが、原因でしょうか?
また、男性と女性の同じ年代なら、やはり男性の肌の方がきれいです。お金をかけて化粧品でお手入れしているのもいいですが、基本の仕方や、順番や方法でかなり変わることがわかりました。自己流では、もったいないです。
今からでも遅くはありません。「肌断食」をするのはいかがでしょうか?きれいな肌を取り戻してみませんか?