「あわてふためく」って聞いたことがありますか?あわてる・ふためくの2つがあわさった言葉です。どういう状態になって、どうしたらいいのか?今考えてもゾッとします。これから先何があっても、人生慌てない、慌てないと決めました。本当にドキドキしました。今ではいい経験になっています。先日の私の最近のできごとです。
Contents
新幹線に乗り遅れそうになり 慌てない
一人で新大阪から新横浜まで、新幹線に乗る時のことです。一人旅は初めてです。30分の待ち時間がありました。「昼食をどうしょうかなぁ?お店に入ると時間がかかるから、何かを買おう」と思って、売店内をウロウロして探し歩き回りました。
サンドイッチとコーヒーを買って待合スペースで、食べていました。気がついたら5分前。改札に入るとわぁ、びっくり。どこのホームから乗るのか全然わからない。
駅員さんに聞いたらと思い探しているが、見当たらない。時間もあまりない。ドキドキしながらどうしょう・どうしょう・間に合わない。少し離れたところに警備員さんを見つけて、「これに乗りたいのですが、もう時間がないのです」必死になっています。かわいそうに思われたのか、ホームまで連れて行ってくれました。
「あぁ、よかった。間に合った」指定車両まで、歩いている途中で、新幹線が入ってきました。「やっと乗れたわ。ホッとしたわ」ありがとう警備員さん。
ドキドキがとまらない
席に着いても心臓のドキドキがとまらない。「どうしたらいいかしら」焦る気持ちがより一層激しくなってきています。なんかものすごく疲れた感じです。目をつぶって「大丈夫・大丈夫。乗れたからもう、慌てない・慌てない」独り言を言っていました。
5分位したら、ちょっと落ち着いてきたので、深呼吸をしました。すると不思議なことにかなり良くなりました。「あぁ、よかった」心と身体ってつながっているのですね。
そういうと、私の友達でいつもバタバタして、慌てている彼女がいます。なんに対しても落ち着きがなくて、ちょっと近寄りがたい存在です。思い切って聞いてみました。
「どうしていつもそんなに慌てているの」彼女の答えは、「他人と比較する自分がいて早くしないとすごく腹が立つ」とのことです。
話を聞いてみると、子供の時に母親から「〇〇ちゃんは、早くするのに、なんであんたはできひんの」と怒られていた様です。
「人は人・自分は自分で比較しないで、自分のペースでやったら、もっと楽になってゆったり落ち着くのと違うの。自分自身を変えてみたら」と言うと、なんと涙ぐんでいるではありませんか?それには私がびっくり。今まで友達から避けられていたので、嬉しかったようです。それからの彼女は、人が変わったようになり、落ち着きがあり優しくなりました。ちょっとしたきっかけで、こんなにも変われるものなんですね。
まとめ
考え方と気持ちの持ちようで人は変われると、はっきりわかりました。新幹線の時も、初めてのことだからもっと余裕をもってホームに行っていたら、そんなにドキドキすることはなかったし、疲れることもなかったのに、いい経験になりました。慌てると失敗もするしミスもします。でも間に合って本当に良かったです。親切にしていただいた警備員さんに感謝です。
あんなにバタバタしていた彼女とも、今は仲良くなっています。どういうわけか、私の言うことを素直に聞いてくれて、とっても喜んでくれています。今度一緒に旅行に行く計画を立てています。余裕をもって行きます。
人生においても同じことです。振り返ると慌てて行動した時は、何かしらトラブっています。「あぁ、もう少し時間をおいてゆっくりと考えたらよかったわ」後悔することがあります。もうそういう後悔は、したくはありません。これからは、慌てない・慌てないを口癖にして、時間に余裕を持ちます。気持ちもゆったり落ち着きます。
ゆとりのある人生、ほんと素敵ですね。