いつかは人生最期の日が訪れるだろうと、他人事のように思っていました。ここ2年間で親しい友達3人が亡くなりました。これをきっかけに、私の人生これでいいのかなぁと考えるようになりました。
Contents
あっけなく逝ってしまった親友の死
彼女との出会いは、同じ経営者で違う職場だったのですが、同じ年齢で親しみやすい雰囲気の素敵な女性でした。第一印象は「上品な奥様かなぁ」と思っていました。ほんとその通りでした。ランチをする機会があり、お互いの生い立ちの話をしていて、びっくりすることがありました。
かなり裕福な家庭で育ってきた彼女は、幼い頃買い物をしたら、お金を支払うという生活はしてこなかった、と言います。「えぇ お金を支払わないの」と聞くと「そう、買い物は父や母と一緒でサインするだけでよかったの」そんなことがあるのですね。よく聞くといつも決まったところで買い物をされていて、月末にまとめて支払いをされていたようです。
ちよっと世間離れしているところがあり、あまりお金に執着心がなく、大人になった感じです。ほんとお嬢様育ちです。結婚して初めてお金のありがたさを知り、お金に対する考え方が変わったと言っていました。
職場で会うと、家族の話・仕事の話など少ない時間ですが、楽しくお喋りしていました。3年間勤めた後、その職場を私が先に辞めました。辞めてからも連絡を取り合って、たまにお互いの家にも行っていました。
一年後彼女も辞めて、これから先二人でゆっくり、楽しくお喋りしたり旅行にも行きたいね、と言っていた半年後、脳梗塞で亡くなりました。あまりにも突然であっという間に、呆然として、彼女の死を受け入れられなく何もできない状態でした。
そういうと亡くなる少し前に「この頃血圧が高くてしんどいの」と言っていました。
あの時、大きな病院で診察していたらと、悔やまれます。
このままでいいの、私の人生
少し気持ちが落ち着いた時に、いつかは人生最後の日が来ると実感しました。その時にどんな気持ちになるのでしょうか?今までの私の歩みを振り返り考えてみました。姉・兄・私・妹の4人兄弟の中で育った私は、あまり両親、祖父母からも怒られることなく、ほったらかしで育った感じです。
私は真ん中になるので自由で、自分の思うように過ごしていました。親も「この子は一人でも大丈夫。何でもやっていけるから」といつも言っていました。私自身も親にそう思われているので、心配はかけないようにと決めていました。
高校生の時に「自分のこれからの人生」というテーマーで、考えたことがあります。
- 人のお役に立てることをしたい
- 喜んでもらいたい
- 大きな家に住みたい
- お金持ちになりたい
- 元気で長生きしたい
- 友達いっぱい作りたい。こんな気持がいつもあったように思います。
今の私の人生、人のお役に立てる・喜んでもらいたい・友達いっぱいは、できています。(リンパセラピストの資格を取得して、その後ホームエステをし、お客様に喜んで頂いています)
今後の目標は、大きな家に住みたい・お金持ちになりたい・元気で長生きしたいです。
これでよかった初めての一人暮らし
高校を卒業後、会社務めをするようになりました。楽しい時を6年間過ごした後、同じ職場の人と結婚しました。親に猛反対されて、強引に押し切った感じです。(あまり詳しくは書きません)結果うまくいかず別れることになりました。親の言うことが正しかったです。
それを機に一人暮らしをしました。半年後、私の体調に変化があり、病院に行くと、「きちんと食事を摂るようにして下さい。栄養が偏っています」そういうと、あまり料理をしなくて、インスタントや店屋物を食べていました。
健康でいるためには、三度の食事は大切なんだなぁ、改めて考えされられました。
よく言われたのは、口で食べるのではなく、頭で食べるようにして下さい。バランスよく何を食べたらいいのか、考えるようになりました。気をつけてからは、体調も良くなり一人暮らしを楽しんでいました。
今思うと亡くなった親友も、塩辛いものが大好きで高血圧でした。あまり運動もしなくて、体を労らなかたのが、原因の一部かもわかりません。
まとめ
今現在は介護を要する母と二人暮らしです。健康でいるために、食事は気をつけてバランスよく、楽しく食べるようにしています。お喋りしながら、ゆっくりよく噛んで食べています。母を見ていると、今までいろいろなことがあったと思いますが、今が一番幸せと言ってくれます。嬉しいことです。
私はどうなのかなぁと思うと、高校生の時に書いた箇条書きに、まだ近づいていないことがあります。大きな家に住みたい・お金持ちになりたいは、まだ目標達成していません。そのためにどうしたらいいのか、もう一度見直します。収入を得ることを第一に考えます。残りの人生までに、行動していきます。
人生最後の幕を閉じる時に「あれもしたかった。これもしたかった」と後悔のないように今できることから、こなしていきます。
私の人生悔いなし そうなりたいものです。