「父の日」ってご存知ですね。「母の日」に隠れてちょっと寂しいです。父の日に花束を贈りますが、いつからで意味や由来とはを調べてみました。2021年60代70代に人気のプレゼントランキングも興味があります。
今は、父も亡くなって26年になりますが、「父の日」に何かプレゼントを贈っていたのか覚えていません。何もしていなかったのではと思います。もし生きていたら、何を贈っていたかなぁ?考えると楽しくなってきます。
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父の日に花束を贈るのはいつから意味と由来
父の日は、アメリカから伝わって来ました。「えぇ、母の日もアメリカでは?」と思われている人もおります。そうなんです。よく似た経過になります。母の日のことを知ったソノラ・スマート・ドット(ジョン・ブルース・ドット夫人)が、父親にも感謝する日を作って欲しいと、牧師協会へ嘆願したことがきっかけです。
ソノラは父親に感謝してもしきれない環境で育ったことで、どうしても「父の日」を設けて欲しいと切に願っていました。ソノラの父親は軍人で、1861年、南北戦争が始まると戦地へと召集されます。
母親は女手ひとつで6人の子供を抱え、一生懸命働き支えていました。1865年に南北戦争が終結し父親が復員してきましたが、母親は残念ながら、過労が原因で亡くなってしまいます。
残された父親と子供6人の生活がそこから始まります。男手ひとつで、再婚もせず子供6人を育てあげ、みんな成人して、やっとこれからゆっくりして欲しいと思った矢先亡くなってしまいます。
末っ子のソノラが父に対してとっても感謝していました。「母の日」のことを知ってぜひ「父の日」も作って欲しいと、1909年牧師教会に嘆願したのが始まりです。
1910年6月19日に、父の日の最初の祝典が開催されました。それから6年後、1916年の父の日の祝典で、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが演説を行いました。
1966年にはアメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンが父の日を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を父の日に定め、正式に国の記念日として制定されたのは1972年になります。
父の日に花束を贈るのは、ソノラが父の墓前に白いバラを供えたことが由来してと言われています。存命中の父には赤いバラ、亡くなった父には白いバラを贈る風習が生まれました。
その風習が日本に伝わり、現在の日本では父の日に黄色のバラを贈りますね。これは1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会か開催している父の日黄色いリボンキャンペーンが関係しています。黄色いリボンキャンペーンは、家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーとなって、父の日に黄色いバラを贈る今の風習に変わりました。
黄色のバラですが「嫉妬」や「別れましょう」という花言葉を持っていますので、黄色1色ではなく、他の色のバラや他の花を入れて花束にして贈りましょう。
バラの花の色と花言葉
- 赤 「愛情」「あなたを愛します」「情熱」「美」「強烈な恋」「すべてをつくす」
- 黄 「美」「友情」「献身」「可憐」「あなたを恋します」「嫉妬」「薄れいく愛」「別れましょう」
- 白 「純潔」「清純」「恋の吐息」「相思相愛」「素朴」「心からの尊敬」「約束を守る」
- ピンク 「上品」「気品」「温かい心」「しとやか」「満足」「輝かしい」「美しい少女」「一時の感銘」
- オレンジ 「信頼」「絆」
- 青 「神の祝福」「奇跡」「夢かなう」
- 紫 「誇り」「気品」「上品」「王座」「尊敬」
- ミニバラ 「無意識の美」
花束に人気の花と花言葉
バラの花の他に、ひまわり・ユリ・ガーベラ・胡蝶蘭などがあります。
ひまわり=あこがれ・熱愛・あなたを見つめる・愛慕・光輝・敬慕・敬老の日・情熱
輝き
ユリ=純潔・無垢・威厳・子の愛
- 白 純潔・威厳・無垢・甘美・無邪気・清浄
- ピンク 思わせぶり・虚栄心
- 黄色 陽気・飾らぬ美・偽り・不安
- 橙 華麗・愉快・軽率
ガーベラ=希望・前進
- 黄色 究極美・究極愛
- ピンク 感謝・崇高美
- 赤 神秘・燃える神秘の愛
- オレンジ 神秘・冒険心
- 白 希望・律儀
胡蝶蘭=幸福がやってくる・清純・純粋・あなたを愛しています
- 白 変わらぬ愛・清純・幸福が飛んでくる
- ピンク あなたを愛します
フラワーショップで、「父の日の花束で予算は〇〇円でお願いします」とはっきり言って、花束を作ってもらいましょう。きっとお父さんは喜ばれます。
2021年60代70代人気プレゼントランキング
一番はしっかりと定番のお酒ビールになっています。何か残るものとしては、身につける革製品の小物(ベルト・財布・キーホルダー)・ネクタイ・ネクタイピン・バスローブ・甚平・カッターシャツ・靴下が多いです。
変わったところでは、名前の入ったグラス・ボールペン・シャーペンも今、人気です。
父親に聞いたもらって嬉しいプレゼントランキング
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1位:大定番のお酒・ビール
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2位:グルメ&スイーツ
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3位:ファッション小物
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4位:ビジネスグッズ
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5位:健康グッズ
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6位:グラス・タンブラー(名入れ)
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7位:生活雑貨
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8位:メンズコスメ
まとめ
年に一度の父の日にはプレゼントを贈り、今までの感謝の気持ちを伝えましょう。「ありがとう」のメッセージを受け取るのも嬉しいものです。プレゼントは心がこもっていれば、金額は関係ありません。気持ちが一番です。
最愛の家族からのプレゼントはお父さんの心に響き、大喜びしてくれます。最近は家族揃って、豪華な食事をされるご家庭もあります。いつもは支払いを担当しているお父さんが、おごってもらうのは、特別な感じになると聞きました。
素敵な父の日となりますように。