あなたは「丹田呼吸」ってご存知ですか?「腹式呼吸は、歌を歌う時に、お腹に意識をする」と知っていますが、丹田呼吸と腹式呼吸は違います。その違いとは何なんでしょうか?また、瞑想法のやり方で潜在意識を引き寄せる効果があるって、本当かどうか調べてみました。
「潜在意識を引き寄せる」すごく興味があります。誰もが引き寄せたいと思っています。そのためにセミナーに行って学んだり、本を読んだりしています。今回はしっかりと調べてみました。参考になれば嬉しいです。今からワクワクしています。
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丹田呼吸とは?
そもそも「丹田」って何なんでしょうか?聞いたことはありますが、はっきりとはわかりません。耳にしたことのある「丹田(たんでん)を意識する」と言われたことがあります。丹田という言葉の意味を調べてみました。
- 気が集まるとされているところ
- へその下三寸(約9センチ)にあるとされる
- 解剖学的に該当する臓器や筋肉自体はない(日本ではまだ裏付けられる論文や研究結果が発表されていない)
その丹田を使ってする呼吸が「丹田呼吸」です。新しい呼吸法で充実した気持ちになり、エネルギーが湧き出てくる感じがあります。今人気のロングブレスダイエットにも応用されていて、効果もあります。
丹田呼吸のやり方を紹介します。
- イスに腰を少しだけ前方にかけます。ベルトやホックは緩めておく。
- 呼吸は背筋を伸ばして、肩の力を抜く。体全体をリラックスして両足は床に着く。
- 膝は少し開く。両手は重ねて、下腹部の丹田に軽くあてる。
女性は先に丹田に右手をあて、左手を重ねる。男性はその反対。 - 背骨を伸ばす。あごは少し引き。目を軽く閉じる。
- 背筋を伸ばし、鼻から息をゆっく吐く。
- 体を30度~45度くらいまで、前方に傾けていく。
(このとき、息を全部吐き出すと苦しくなるので、一呼吸ぐらい残しておく) - 30度~45度ぐらいの所にきたら止める。お尻を一瞬締める。
(お尻に力を入れて、肛門の筋肉を締める) - ゆっくりと背筋を元に戻しながら、息を吸いながら体を元の姿勢に戻していく。
丹田呼吸をするとこんな効果があります。
- うつ病の人は楽になる。
- 血行がよくなる。
- イライラしにくくなる。
- 血新陳代謝が高まる。
- 女性ホルモンの分泌が盛んになり、肌が若返る。
丹田呼吸でこんなに変わるなんて凄いですね。おすすめします。
腹式呼吸とは?
横隔膜を押し上げたり、下げたりといった収縮によって呼吸をします。腹式呼吸はヨーガ・禅・気功などに使われる呼吸法で、副交感神経を刺激します。落ち着きやリラックス効果があり、血液やホルモンの循環がよくなり、心身の休息と回復などの作用が期待できます。
腹式呼吸のやり方を紹介します。
- 椅子に腰をかけて、お腹に手を置く。
- 口をすぼめて、肺の空気を約6秒かけて口から吐き出す。
- 吐き出すときに、お腹がへこんでいることを確認する。
- 約3秒かけて鼻から空気を吸い込む。
- 吸い込むときに、お腹が膨らんでいることを確認する。
腹式呼吸をするとこんな効果があります。
- リラックス効果。
- お腹まわりの引き締め。
- 免疫力がアップする。
- アンチエイジングの働きを高める。
- 血液やホルモンの流れが正常化する。
- 冷え性が改善する。
女性に嬉しい限りです。アンチエイジング・冷え性改善とは、続けたいですね。
丹田呼吸と腹式呼吸との違い
丹田呼吸とは、丹田という部位を中心とした内臓呼吸になります。特に消化器系の働きを高めますので、内分泌を正常に促すホルモンと酵素の呼吸になります。ホルモンと酵素とは素晴らしいですね。だから自然治癒力が高まるのも酵素の働きを使っているからです。
さらに肺の拡張収縮も増大します。普通の腹式呼吸をするだけ以上の効果があります。正しい丹田強化が必要になりますが、続けていればできるようになります。諦めないで続けることです。
腹式呼吸とは、わかりやすく言えば深い肺呼吸のことです。主に腹筋を使います。肺呼吸の吸排量を増やす呼吸のことですが、残念ながら肺という臓器は自分で拡張、収縮をすることは出来ません。
呼吸による筋肉の伸び縮みで肺を膨らましたり、縮めたりしています。紙風船みたいなものと考えてください。浅くて速い呼吸となると、エネルギーの代謝も疲労素の分解も悪くなり疲れやすくなります。そのような呼吸を続けていると病気になりますので、深呼吸は大事です。森林に行って深く深呼吸するのは、身体にとってはいいことです。
瞑想法のやり方
瞑想と聞くと、お寺のお坊さんが座禅を組んで修行することぐらいしか思っていませんでした。瞑想法のやり方がありました。ご紹介します。
- 目を閉じたままリラックスして、手は両膝の上におく。
- 呼吸は自然呼吸で、呼吸を長くしたり、無理に吐き切ろうとしなくてもよい。
- 心と身体を落ち着けて、呼吸に意識を集中する。
- 様々な雑念にとらわれたときは、その雑念を追いやったりせず、その物事をただ流していくままする。
- そして、また呼吸に意識を戻していく。
- 再び雑念がやってきた時は、その雑念に対して「今、自分は不安を抱えている」「自分はイライラしている」といった事を、心の中で言葉で繰り返して気づいて言う。
- そしてその気づきを、川の流れのように流すままにする。
- 再び呼吸に意識を戻す。これを繰り返し行う。
「雑念・妄想」と上手く付き合えるということから、雑念だらけでもいいので、まずは3週間を目標に続けてみることです。時間も最初は1分からはじめて。徐々に3分・5分・8分.10分と伸ばしていったらいいと思います。
「これだけしなければ、いけない」といった感じではないので、できる範囲でいいと思います。これも続けることが一番大切なことです。
潜在意識を引き寄せるとは?
瞑想をすることで「セロトニン」というホルモンが分泌します。セロトニンというホルモンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれていてます。人がリラックスし幸福感や満足感を感じるのに影響しているホルモンです。
満足感や充足感を与えてくれるので、今の状況や自分に対して肯定的な感情を抱きやすくなり、幸福感を感じます。この幸福感こそが、引き寄せに大きく関係しています。
引き寄せの法則では、望む事が既に叶っているかのような幸せな感情を抱く事がとても重要なんです。「でも、できていない、叶っていない」といった不満足感がどこかにあると、引き寄せが働きづらくなります。
瞑想状態ではセロトニンの分泌が自然に高まりますので、毎日瞑想を続けるだけで、引き寄せの体質に変わっていきます。やはりこれも続けることです。
まとめ
呼吸でこんなに変わるとは、びっくりです。正直あまり意識していませんでした。だから浅い早い呼吸になっていたように思います。空気の澄んでいる場所に行くと、深呼吸をして、清々しい気持ちになるってこともわかりました。
「丹田呼吸」「腹式呼吸」とどちらも素晴らしい効果があります。最初は腹式呼吸がやりやすいように思います。深呼吸は今までやっていますので、それを意識することです。
「腹式呼吸が慣れてきたら、丹田呼吸もやってみたらいいのかなぁ」と、考えます。また時間をみつけて、瞑想法をして潜在意識を引き寄せる体質に変わっていくようにします。潜在意識を使うとすごい力が発揮でき、成功に近づけます。
今からあなたも、呼吸を意識してみませんか?きっと喜んでもらえます。