もうすぐお正月ですね。お正月にどんな遊びをして楽しみますか?私が子供の頃は、男の子は凧あげ、コマ回し、女の子は羽根つきが定番でした。また子供が通っている保育園や、高齢者に人気の手作り福笑いもあります。
家族とはカルタ、百人一首、福笑いをしたように思います。懐かしい昔遊びをランキングにしています。みんなとワイワイ楽しくお正月を過ごしましょう。
常日頃は一人で悶々とゲームをしている子供ですが、せめてお正月ぐらいは、家族と一緒に楽しみたいものです。
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子供におすすめ昔遊び
今はお正月に昔遊びをしている子供が少なくなりました。が、伝承したい日本のお正月遊びは、親から子供へ、祖父母から孫へと伝えていきたいものです。その遊びの由来から子供の成長や、家族の願いもあり子供にとっても素敵な思い出になります。
- 凧あげ=起源は古代中国の戦いや占いの道具だったようです。平安時代に貴族の間の遊びとなり、その後江戸時代に庶民の遊びとして人気になりました。凧あげはその年の魔除け祈願という意味合いがあり、凧をどれだけ高く上げているかを競い合い、ぶつけ合ったりして遊びます。
- コマ回し=奈良時代の頃に日本に伝わり、生まれたのは4千年前になります。まっすぐ芯が通っている姿や、仕事や頭やお金が「回る」という縁起のいい遊びです。回る時間を競ったり、相手のコマをはじく遊びをします。
- 羽根つき=昔は宮中行事として行われていました。厄除けの羽子板で、無病息災の羽根を付きます。厄払いの遊びで、羽根の先端の黒い部分は無患子(むくろじ)の木の種が使われていて、子供が患わないという語呂合わせです。縁起担ぎの意味があります。
- かるた=ことわざが覚えられる「いろはかるた」百人の和歌集からできた「百人一首」があります。平安時代貴族の遊びで、いろはかるたは、ことわざの意味もしっかり覚えられ国語力向上になります。
百人一首は、旧仮名遣いや古語の難しさはありますが、綺麗な絵を見ているだけでもお正月らしい雅な気持ちになります。 - けん玉=発祥はフランス・ギリシャ・中国と諸説あります。日本には、江戸時代に伝わりましたが、今の形になったのは大正時代です。玉を太陽(日)に、浅い皿を三日月に見立てて「日月ボール」といい、昭和初期に大ブームになりました。
- だるま落とし=起源は定かではありません。倒れてもまた起き上がるだるまは縁起物ということで、おめでたいお正月の遊びになっています。だるま自体は、禅宗の祖、達磨大師をモチーフにしています。
願をかけながら片目を入れて飾り、願いが叶ったらもう一方の目を入れます。一年の願かけをします。 - 双六=奈良時代に中国から伝わった古い遊びです。江戸時代には東海道五十三次を進んでいく「道中双六」元祖人生ゲーム「出世双六」があります。年の初めの運試しとしてお正月の定番の遊びになりました。子供から大人までにぎやかに楽しめる双六は、おすすめします。
手作り福笑い
保育園や高齢者に人気の福笑いですが、今は手作りをしています。「笑う門には福来たる」と言います。できれば、家族の似顔絵を作るのもいいアイデアですね。いつも笑っていると、自然と幸福がやってくるということわざ通り、新年から福を呼ぼうという祈願から始まったと言われています。
顔に眉毛・目・鼻・口などのパーツを置いていくだけの簡単な遊びですが、後で見てみると、ゲラゲラ笑うこと間違いなしです。年の初めから大いに笑いましょう。幅広い年齢で子供から高齢者まで、喜んでいただけます。
まとめ
年に一度のお正月。家族で昔遊びをして、楽しみましょう。親、祖父母から教えてもらうのもいい経験になります。この昔遊びを伝えていくことは大切です。今はテレビゲーム、携帯電話のゲームも流行っていますが、せめてお正月は子供と一緒に、遊びましょう。家族の絆にも繋がります。さぁ、お正月は子供となんの遊びをして楽しみますか?