今の平均寿命は何歳だと思いますか。2018年の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳です。健康寿命とはまた違います。では健康寿命の定義とはあるのでしょうか?また、平均寿命の差に近づける最新の方法を探してみました。
この状態でいくと100歳も夢ではありません。一番気になるのが、健康寿命と平均寿命の差をどう過ごすかになります。最新の方法を、ある先生から教えて頂きました。ぜひ参考にして頂ければ嬉しいです。
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健康寿命の定義とは?
健康寿命とは、日常生活が自由に一人で暮らせる期間と定義づけされています。介護などは必要なく、一人で生活を送れている年数のことです。一番は健康で長生きが理想です。
平均寿命が延びる中、誰もが最後まで健康で生きたいと思います。元気な時から、食事・運動・睡眠などが大切だと言われています。
食事=よく言われるのは、バランスの良い食事です。「まごわやさしい」和食です。
ま=豆・ご=ごま・わ=わかめ・や=野菜・さ=魚・し=椎茸・い=芋ですが、その他に肉類(牛・豚・鶏)も必要です。
運動=できる範囲で続けることが大事です。歳を重ねると、あまり激しい運動はやめておきます。速歩きとか、ゆっくり体を動かす太極拳・気功などがおすすめです。無理しないでやり続けるようにしましょう。
睡眠=時間ではなく、睡眠の質になります。ノンレム睡眠(脳を休め細胞を回復させる)と、 レ ム睡眠(脳を育てる睡眠)の2種類になります。ノンレム睡眠とレム睡眠は約90 分ごとに交互に現れます。
眠りの段階も4 段階に分けられます。1段階は比較的浅い睡眠になり、4段階は最も深い睡眠となります。深い眠りに入るのは、眠りに入ってから 3 時間までの間です。寝る前は、携帯やパソコンは見ないようにしてください。
平均寿命の差とは?
厚生労働白書が発表していますと、2016年の健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳でした。平均寿命と健康寿命の差は、男性で8.84年、女性12.35年となっています。10年以上の差があります。
健康寿命を長くしたいためにも、食事・運動・睡眠は常日頃から気をつけたいことです。介護をする人も、される人もお互い体が疲れ、精神的に疲れます。
最新の方法とは?
ある先生に教えて頂きました。それはズバリ「丹田を鍛える」ことです。あなたは、丹田って聞いたことがありますか?丹田の丹は赤であり、中国では昔不老不死の薬を丹としていました。
田は物を生ずる所であり、結局丹田とは精気精粋の生ずるところという意味になります。貝原益軒はその養生訓に「臍下三寸を丹田といい、これは身命の命根のある所なり」と説いています。
丹田の場所は、おへそより下5cm、奥へ5cmのところです。「気」が出入り、貯蔵、発電する要するに、エネルギースポットになります。「病は気から」と言われるように「気」は、一番大切です。
おすすめは、「丹田呼吸」です。以前にも投稿していますが、お腹を風船のように、膨らませたり、背中につく感じに凹ませる呼吸方法です。深呼吸も合わせてしてください。
丹田呼吸やり方
- 背筋をまっすぐ伸ばす。正座、あぐら、椅子・仰向けに寝た状態などやりやすい姿勢で大丈夫。
- 先に息を吐き切る。
- 鼻からゆっくり息を吸い込む。
- 口から静かに息を吐き出す。
この呼吸法を朝と夜、最低20回繰り返します。何回かに分けてもいいです。毎日根気よく続けてみると、体の変化を感じよい結果になります。
丹田呼吸の効果
- 自律神経をリラックスさせる。
- 自律神経を回復させることができる。
- 横隔膜が鍛えられる。
- 免疫力がアップする。
- 血行がよくなり、冷え症が改善する。
- 肩こり・頭痛などが改善される。
- 集中力が高まる。
- 心が豊かになり、落ち着く。
- イライラすることが少なくなる。
- 不安な気持ちが緩和される。
まとめ
健康で長生きするためには、自分の体は自分で管理することです。歳を重ねると、体を動かすことが、億劫になりますが、先のことを考えて、今からやりましょう。
「無理をしないで、楽しくする」が一番大事です。体調の悪い時は、休みましょう。また、回復したら続けることです。続けることが大切です。将来のことを考えて、やり続けると、健康寿命は長くなります。
運動の場合一人でするには、速歩きがおすすめです。今は、太極拳や気功などを仲間とともに、習っている人も多いです。仲間がいるから頑張れます。
食事も睡眠も、毎日の積み重ねです。少し気をつけるだけでも、かなり変わってきます。いつまでも、元気で長生きするために、頑張ってやっていきましょう。