日本経済新聞によると、2017年に生まれた子供の数(出生率)は、前年よりも3万人あまり少ない94万6060人となり過去最少を更新しました。40代からの4人家族 、生活費どれだけ必要でしょうか?
一人の女性が、生涯に生む子供の数にあたる合計特殊出生率は1.43と2年連続で低下したと発表がありました。やはり子供を幼稚園から大学までの教育費が、かなり膨大なため子供の人数を減らしているのでしょうか?
Contents
子供一人の教育費はどれだけ必要?
幼稚園から大学まですべて公立の学校に行っても、最低1000万円が必要です。すべて私立になると、なんと3000万円以上必要とのことです。
この教育費は学校外の教育費、つまり塾・習い事代も含まれていますが、こうしたお金を一切かけず、ずっと公立に通っても500万円はかかります。一人500万円、二人だと1000万円必要です。それだから子供の数が減少しているのですね。
私の知り合いの子供(女の子)ですが、3歳からピアノを習わしていました。きっかけはママ友がピアノの先生で、その家に遊びに行った時にピアノの音色に興味を持ったようです。
子供から「ピアノを弾きたい」と言われずっと小学校・中学校・高校・大学はなんと音大に通わせていました。経済的にゆとりがあったのでできたように思います。子供も一生懸命練習をした結果、今はピアノの先生として、生徒を教えて稼いでいます。
これは習い事をしてうまくいった例です。
反対に子供はあまりピアノに興味がないのに、親の見栄だけで習わしている人もおります。やはり3年・4年と習って練習のレベルについていけなく、やめてしまった子供もいます。
今までかかったお金がもったいないですね。習い事は子供本人の意思に任せるほうがいいと思います。
塾もみんなが行っているから行かせることのないように、あくまでも子供の意志です。
子供ができたら学資保険に入ろう
学資保険とは、教育資金を貯める保険のことです。毎月決まった額を貯蓄している人は57.1%(2017年)です。この保険への加入で最も効果的なのは、返戻率の高さです。
返戻率とは、(満期保険金+祝い金)÷総払込保険料×100 この返戻率が高ければ高いほどお得です。
返戻率順の各保険会社
- ソニー生命 「学資保険スクエア」 104.4~108.0%
- フコク生命 「みらいのつばさ」 102.5%105.8%
- 明治安田生命 「つみたて学資」 103.1%~105.0%
- 日本生命 「ニッセイ学資保険」 102.2%~104.9%
- JA共済 「こども共済」 101.0&~104.2%
- アフラック 「夢見る子供の学資保険」 96.7%~98.4%
- かんぽ生命 「はじめのかんぽ」 95.2%~98.0%
参考にしてください。
40代4人家族生活費は?
住居地域にもよりますが、平均35万円前後は必要になります。持ち家か賃貸かによっても変わりますし、子供の年齢にも関係があります。
固定費で一番負担が大きいのは、家賃になります。持ち家だったらローンですが、これはどうしょうもありません。節約できるのは、光熱費・通信費・食費・保険料などの見直しが必要です。
知り合いですが、「電気料金」を他社に変えて年間20000円ほど、節約できたと喜んでいました。通信費(携帯料金)も家族割引サービスを使ったりして、ショップで見積もってもらって、一番負担のかからない料金設定にしています。
見落としてしまうのが、保険料です。一度保険会社の人と、相談したりして、負担を減らす方法を教えてもらうのもいいと思います。
しっかりと家計簿を付けて、無駄がないかチェックするのも必要です。今は主婦でも
パートに働きに行ったり、家で収入を得る方法などをしています。
例えばネットビジネス・株・投資などされています。中には収入がご主人より、稼いでいる人もいます(彼女はあるネットビジネスをしています)
収入の柱は1つより2つと考えて、今できることをするべきです。考えていてもできないので、行動に移しましょう。
40代からの経済事情
会社勤めなら中間管理職になっている40代・50代・60代。子供は小学校・中学生・高校生あるいは大学生もいます。教育費・住宅ローンなど貯蓄どころではありません。預金を切り崩して生活をされている人も多いと思います。
例えば25歳で結婚して、子供が生まれるまでの間は、夫婦共働きでしっかり貯蓄をする時期です。ここでしっかり貯めておければ、40代以降は少し楽になりますが、貯金がなければ、毎月の生活費を切り詰める余裕のない生活を送ることになります。
私の友達もご主人はある大手の会社の部長で、かなり月給はありますが部下のために食事をおごったり、冠婚葬祭・出産などのお付き合いが多くて、奥様が嘆いていました。
入ってくるものも多いが、出ていくものも多い年代ですね。
50代後半になると、子供が社会人になったので、少し楽になっていますと、喜んでいました。
まとめ
結婚して子供が生まれるまでは、夫婦共働きでしっかり貯蓄をする時期です。
将来のために計画的に毎月コツコツ積立をしましょう。出金しないようにしましょう。
子供が生まれたら、学資保険に入るようにおすすめします。少し余裕があれば、株・不動産・なども勉強して購入してもいいですが、自己責任になります。
習い事なども、親の見栄で習わせるのはやめましょう。子供の意志を大切にして、見守ることです。また、家計簿をつけるのもいいですね。ムダを省くことを心がけましょう。さぁ、今日からムダを省いて、しっかりと貯めましょう。
ゆとりある生活は「心のゆとり」「時間のゆとり」です。